装飾の技法
装飾の技法は、順序立てて学ぶことはありません。どうしても表現したいという思いがあれば、その都度新しい技法は生み出されるものです。ただまったく何も知らないところから発想するのは難しいでしょうから、その意味で基本的な技法というものはあるとは思います。ここではあまり説明はしないで、普段やっている技法を画像でお見せすることにします。(普段やっていると画像を撮ることをついつい忘れてしまいます。)手元に画像があるものから順にアップしていくつもりです。したがって掲載される技法の順序に意味はありません。
■ 1.下絵(下絵付け)
絵の具(下絵の具)と、筆は市販の好きなものを使っています。
次は葡萄の絵を描いてみます。古代呉須と茶呉須です。
このあと透明の釉薬を掛けて(つまり絵は釉の下になる)本焼成します。
2.上絵(上絵付け)
本焼成後、描くのが上絵付けです。上絵の具とは色のついた低火度(800℃ぐらいで熔融する)釉のことです。